Iさんのこと


SOGENです。
公にすることではないと思い、心にとどめておこうと思っていたのですが、
一つの無垢な魂がこの世界にしばし舞い降りた証として、ここに書き記します。


IさんはSOGEN書芸塾に10年間通い続けた塾生です。
セツモード学園に学び、絵手紙や一閑張の講師として活躍するかたわら、
何があっても一度も休むことなく教室に通い続けました。
こんなに長年通ってて飽きがこないものか、とも思いましたが、
「先生の書く線が好きなんです。もっともっと先生から学びたいんです。」と言って、
探究心をますます燃え上がらせるような人でした。
 
教室の書芸展や韓国書芸交流ツアーといったイベントにも積極的に参加し、
2013年には書芸も取り入れた一閑張展を開催。
こんど、書芸塾のアートクラスの特別講師もしてもらうことになっていました。

が、昨年から体調をくずし、それでも教室は休まず来ていたのですが、
色々あって3月の教室は休ませてほしいとの連絡をもらったのを最後に、
その後2ヶ月足らずの内に、彼女は若くして別世界へと静かに旅立ちました。

彼女は古典臨書などすると、古人の真筆かと見紛うような見事な書を書くかと思えば、
誰もが驚くようなぶっ飛んだアート作品を書くといったように、本質的なものを
エキスとしながらも、まったく自由な遊び心にあふれた作品を数多く作り続けました。

 
 
本日、ご主人から、Iさんの作品をいただいてまいりました。
みなさんに手にしていただいたほうが、妻も喜ぶだろうと言っていただき・・・
作品はIさんの魂そのもの・・・
部屋で作品を見て、泣きました。
いや、Iさんの魂の片鱗を作品と一緒に連れ帰らせてもらったようなものだから・・・喜ばないと。
 
 
今後とも機会があったら、どこかで展示させていただくというお許しもいただきましたので、
ぜひまたこれから、Iさんの生の作品に直に触れていただく機会をつくりたいと思っています。

それに先立ち、いただいた作品の一部を紹介させていただきます。
WEBを通してではありますが、ぜひ、みなさんにも、彼女の想い、魂の姿に触れていただけたらと
思います。


2013年の一閑張による個展風景

石見京子 アート 一閑張り 個展 書芸アート アーティスト



一閑張作品

石見京子 アート 一閑張り 個展 書芸アート アーティスト



墨と布によるアート

石見京子 アート 一閑張り 個展 書芸アート アーティスト



絵手紙作品(ある本で見つけ、心打たれた言葉だそうです。)

石見京子 アート 一閑張り 個展 書芸アート アーティスト



彩画

石見京子 アート 一閑張り 個展 書芸アート アーティスト
石見京子 アート 一閑張り 個展 書芸アート アーティスト

 

 
  

石見京子 アート 一閑張り 個展 書芸アート アーティスト
石見京子 アート 一閑張り 個展 書芸アート アーティスト


石見京子 アート 一閑張り 個展 書芸アート アーティスト
石見京子さん・裸婦.1111


作品として、何かを表現できる「自由を」手に入れたことほど幸福なことはないと思う。
せっかく手に入れた「自由」・ ・・これから大事に育てていきたいと思います。
(昨秋のSOGEN書芸塾の書芸展Feel!に寄せたIさんの言葉)

 
 
Iさんの魂はこれからもずっと、今生でご縁をいただいた人たちの中に生き続けると思います。

Iさん、今までほんとうに有難う! そして、これからもよろしく!!!

 
2015.9.13
 
平野壮弦

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